≪GOKISO≫
よー回ります
カットサンプルとか見るのに必死で写真撮るの忘れとったで、カタログを・・・
愛知の蟹江にある会社で、航空機エンジンの軸受けやHDDの軸受けを作っとる会社やそうで
その技術を応用して自転車ハブに参入で、すでに商品はヨーロッパでは発表済み
細かいのはHPがあるンで見てみて下さい、面白いです
モノは、「サスペンションハブ+ROTORのSABB」みたいな感じ!?
サスペンション構造は、小径車とかにあるサスペンションハブのボディーと軸の間にエラストマーを突っ込んだモノとは違い、目的はベアリングの安定を狙ったものやで、
①アルミボディーに焼き入れた鉄の軸を打ち込む(接着は無しやそうです)
②両端側は0.5mmの隙間があって、ウレタン(?)で受け
③鉄軸の両端近くに楕円のスリット
④打ち込んだ鉄にベアリング圧入
で、その0.5mmの隙間の間でスリットが「しなって」路面からハブボディーへ伝わる振動を吸収してベアリングへ伝わらんように
ウレタンで受けと減衰かな?
シャフトの両端は、球面ナット・球面ワッシャーになっとって、エンドの並行が微妙でも軸は真っ直ぐ
これはROTORのBBそっくりやね
で、ベアリングの小さい事が気になったケド、これは球が小さい方が入力エネルギーが熱へ変換するのが少なく済んでロスが無くなるみたい。耐荷重は数を増やして補う、ってワケでベアリングが前後で10個も使うで重量が重いケド(F240gR455gの激重!)
この小さいベアリングの使用が可能になったのが、上記のサスペンション構造と球面ナット・球面ワッシャーのおかげで、ベアリング自身が熱を発することがほとんどなくなり、摩擦も接触抵抗も低減したからやそうで
ベアリングはデカい方がトータルのロスが少ないと思っとったケド、どうやらそれは頭のいい人に言わせると違うみたい
ちなみに使用しとるベアリングは内径12mmらしいンで、普通のプーラーが使えそう
それから、フリーは90ノッチ!
内容は、
2爪 x 3セット = 90ノッチ
の構造で、中身もオリジナルやそうです
作りはカンパやアメクラ系の感じ
90ノッチあると、ロードではあんまアドバンテージは無いけど、MTBでのST内の踏み返しなんかでカナリ威力を発揮しそう!
フリーの空転の軽さは試しとらんで、それ確認してこれば良かったな
って言うことで、
「MTB用は作るの??」
って聞いたら、
「予定はしてます」
とか。
楽しみ
ただ、ディスクのストッピングパワーにあのスリットの形状が歪みそうやケド、耐えれるんやろか?
スリット形状を2等辺△とかにしたら大丈夫かな?
あと、防水性もどうなんやろ??
そうそう、使えるスポーク数が、
28H ・ 32H ・ 36H
やそうです
あんまり驚いて、
「えっ、18Hとか20Hとかは?」
って、聞いたら
「無いです。」
と返事が・・・
「24Hも?」
って、聞いたら
「無いです。」
と。
「・・・・・・・。」
切削でハブを作っとるんやで、どうせプログラムなんてメタキャムで作ったGコードやろうから数値変えるだけやん!って思って、
「簡単に作れるでしょ?」
どうやら、32H位やないと狙った性能が出ないから上記のホール数しか用意しんとか
たぶんホイールの真円度と固さが重要で、少ないスポークやとそれが確保できんのかな?
せめて24H無いと、カーボンリムとかの選択肢が無くなってくでなぁ~と思う
色たくさん出すよりそっち頑張って欲しい
☆はやま☆
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