2019/10/27

第15回かかみ野MTBフェスティバル vol.17 3時間レースゴール

今年のコースは去年まで4年間使用した短いコースから、距離を600mほど伸ばして1.8キロのコースを使用しました。




今回コースの一か所に激坂を用意したのは、E-bikeクラスを設定したからです。
粘土質で濡れると滑りやすくて根も有る激坂ですが、E-bikeであれば全く問題無く上がれます。
時期早々だったのか、残念ながら今大会ではE-bikeのエントリーがゼロだった為、ただただシンドイ押し上げセクションになってしましました。
しかし上級者や上位陣はこのセクションを3時間押さずに登り切って周回する選手が、スタッフが想像していた以上に多くて驚かされました。


ラインも右端と左端と2ラインあり、渋滞をうまく避けてインナーローで登っていきます。
ここを登り切るには、
・重心位置コントロール
・トルクコントロール出来るペダリング
・踏み直せる脚力
の3つ揃う事が条件で、一つでも欠けると登れません。



これに懲りた方は、来年度はE-bikeを買って参加しましょうw
かかみ野はE-bike歓迎大会です





今回はシクロ車両も沢山参加頂きました。
近年で一番多かったと思います。


僕もシクロ車両でコースチェックしましたが、近年のワイドスプロケットであればギア比も問題無くて、MTBと遜色無くシングルトラックも足付無しで走破出来たかと思います。
芝のバックストレート上り区や舗装路から続く長い登りは、MTBよりスピード維持が楽でアドバンテージがあるように感じました。
また、激登りもバイクが軽い分押し担ぎはMTBより楽だったそうです。
逆に石畳に乗り上げてしまうと失速し、下りはタイヤが細い為にレーンチェンジが難しく、タイヤの太いMTBに比べて特にコースの荒れた後半にかなり気を使った走りが必要だった様ですね。
これに懲りずに、シクロクロス車両の方も、また来年楽しんで参加頂けたらと思います。





今年は庄屋裏のシングルトラックの根に手を焼いた選手が多かったです。


大会当日は天気が良かったのですが、前日の雨でコースは終始マッドコンディションでした。
転倒の多かった木の根を、上手くクリアしていく選手は、
・根に対して90°にタイヤを当ていく
・フロントを抜重してクリアする
・ライン取りを考えて左の山側へとる
のどれかのテクニックをこのセクションで上手く使って走っていました。
上の3つは、MTBではどれも重要な基本となるテクニックです。雨でも晴れでも変わりません。
是非、かかみ野や色んなMTBフィールドへ行って練習してみてください。
かかみ野でお会いした時に聞いて頂ければ、コツを教えますね。








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