僕も試乗に参加さしてもらいました。
S-Works Stumpjumper Carbon 29 XTR Sサイズ15.5 |
Carve Expert 29 Mサイズ17.5 |
上の写真2台が今回試乗したbike
僕みたいにチッコイ人で29erってどうなん!?って事で2種類のサイズで試乗
僕のスペックが、
・身長162.5cm
・股下 76.5cm
の標準的な小さい日本人。
身長的に女の人にも参考になるかも。
で、bikeのBB~サドルTOPを670mmで上記写真2台をセット
それぞれのTOPの長さは、
・Stumpjumper Sサイズ570mm ステム90mm
・Carve Mサイズ603mm ステム80mm
因みにCarveのMサイズはStumpjumperのMサイズよりTOPが10mm程長い
試乗してみて、実際はどっちも全然乗れました。
Mサイズはステム下のスペーサーを全部抜けばポジションはだいたい出るかな。カーボンに比べてHeadも20mm長いし。
僕の体型でのメーカー推奨は一応Sサイズ。
でも僕の走りを見た人からはMサイズでも違和感なく乗のれとるそうです。
実際乗った感じもMサイズでも違和感は無し。
やっぱホイールベースはMサイズはSサイズに比べて長いね。でもその分bikeの重心のスイートスポットが広くなるから楽に乗れるし、リアの突き上げも少なく感じる。
選ぶ基準はホイールベースの好みで考えてイイかも。
じゃあ、スペシャの29erはどう?
個人的な感想は、正直他社メーカー(N社とかF社とかT社)より乗りやすく、26incからでも違和感なく乗り換えできそう。ホントにすごくイイと思う。
前にも書いたケド、やっぱりBB下がりが大きいのは安定感安心感が大きい。もちろん倒し込みで軽快感というか若干ヨッコイショ感は26incよりあるけど気にならんレベル。
29erのメリットはやっぱりかかみ野でもアドバンテージは大きかった。なんせ接地面が大きく稼げるから、路面μが低くて滑るかかみ野コースでも全然滑る気がしん!登りで踏んでも滑らん!ワザと滑る上りのラインを走っても全く滑らん!!
以前はかかみ野では差は無いかな!?って思っとったケド、普段滑って登れないラインもガシガシ行ける。しかも試乗用のタイヤはノブの無いS-Works Renegadeの高圧!
ハンドリングはN社やG2を唱うF社やT社はヘッドアングルが69°位で寝とる。
これもジオメトリの考え方としてはイイけど、舵角が付きやすいもんで、ハンドルをこじる時は軽く感じるけどバイクを倒すのにチョット癖があるし、ある一定の所から一気にハンドルが切れ込むもんで、それを押さえるカウンター運動(ハンドルを止める感じ)が必要やから、それが出来る人じゃないとスムーズに走れん。オフセットを大きくするとさらにこの傾向が強くなる。
それにスピードが上がれば上がる程、ゲインが強くなって難しいかも。
ただ、ハンドルをしっかり握って固定しとれば直進はホイールベースも長いしで番長。
コレがメリット捉えるかデメリットと捉えるかはその人のスキルと好みやで何ともやけど。
で、スペシャは立ち気味の71.5°
この位が一番素直でニュートラルなハンドリングやと思う。勿論ハンドルをこじる曲がり方をすれば重く感じるかもやケド、100mm以下のステムやアップ方向のステム角度ハンドル角度で十分改善できる位。
疲れて来た時や路面状況が悪いとコッチの方が操作しやすいと思うし、誰でも乗りやすい上にスピードが上がった時の限界も高いと思う。
実際かかみ野のせせこましいシングルでも初めて乗るバイクで倒し込めるし、コーススクリューも簡単に感じて楽にクリアでした。
それから意外と知られとらんのがチェーンステーの長さ。
小回りが効くと宣伝が有名なN社F社T社が445mmでスペシャが435mm!おそらくスペシャが量産市販車で一番短い。勿論ホイールベースもその分26incに近くなるし、小回りも効くし、bikeの軽快感が出る。
ただココも好みかな。サイズのトコでも書いたケド、ホイールベースが長い方がbikeの重心のスイートスポットが広くなるから。
というワケで、スペシャの29erは、
・29erのメリットはそのまま
・26incからも乗りかえしても違和感無し
・さらに29erのデメリットをジオメトリーでスタンダードな乗り味に修正
な感じがします。
Camber 29 |
29erのフルサス |
ストロークもF100mmR135mmでしかも標準で油圧ブレーキのFローター径が180mm
誰でも乗りやすく、頑張らんくても山遊びを楽しめるbikeやそうです。
29erだから26incフルサス特有の腰高感も無く安心感が大きい。
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