エンデューロコース
今回のレイアウトは当初今年新設した階段セクションを組み込んだモノ
から、雨を考慮してBコースを主軸としたコースへ変更し、
さらに当日朝に、石畳の途中から水辺へ降りるショートカットコースへ変更
前代未聞の当日2回のコース変更
選手の皆さんには混乱を招いてすみませんでした
結果、コースの距離は約1.8キロ
一部担ぎはあるものの、雨でもなんとか走れるレイアウトに
(注)
芝生脇の遊歩道は今回大会用に特別許可を貰ってコースとしています。
普段この遊歩道は走行禁止となっています。
通られる際は、自転車を降りて押して移動頂くようお願いします。
小さいお子さんやお年寄りの方も歩かれています。
マナーと約束を守って公園を利用してくださいね。
レースが始まると今年は体力も機材もサバイバルなレース
気温があんま上がらんかったもんで、寒さ対策がいったと思います
また終始雨が降り続ける状況
多くの選手がスタートからカッパを装備してましたね
機材にとってはホントに負担が大きかった
特にドライブトレインとブレーキ
ドライブトレインは、雨と泥でチェーンの油分が落ちて変速不良
普段は変速調整が多少ずれとってもチェーンオイルのおかげで歯離れしていても、今回は雨泥で油分が落ち、チェーンが巻き上がったり・噛んだり・変速しなかったりして・・・
ブレーキに関しては、ディスクブレーキのピストンが戻らんかったり、パットがレース途中で消耗しきって無くなったり
ピストンが戻らない原因は、
・消耗したパッドをセルフセンター機能でどんどん押して行って押し切って戻らない
・押したピストンの隙間に、粒子の細かい泥が入り込み噛んで戻らない
等でしょうか?
レース中にディスクが擦りっぱなしの方も多かったようです
パットに関しては、かかみ野の泥は粒子が細かいもんで、それが鑢のような役目をしてどんどん削っていった様ですね
早い人は1時間半辺りでリアのパット終了やったとか
他の会場より減るスピードも速い感じでした
選手の間で話題に上がった、かかみ野の細かい粒子の泥
これは「かかみ野」が、古墳時代より土器製作の窯跡地だったと言う事に由来すると思います
皆さんが普段走っているかかみ野のコースの下は土器用の登り窯の跡が眠っています
ちなみに、かかみ野にある 『寒洞池』 の北には 『天狗谷遺跡』 として登り窯跡が保存されてます
岩山の上にベースで粘土質の土を持つかかみ野は、
・固まった土が硬い
・水捌けが良い 排水が追いつけば土は水分を含みずらい
・粘土質の土の上に新たに土を載せても、なかなか着きずらい、くっつかない
・排水が追いつかず一旦水を含むと、細かい粒子を含む粘土泥になる
という特徴を持ちます
この粒子の細かい粘土泥がさらにMTBのタイヤで捏ねられて、
一部ではヌタドロの沼になり、
一部では登り下りがヌルヌルで滑る斜面になり、
最後にブレーキに悪さしていました
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