先ほど乗った
「S-WORKS EPIC CARBON 29」
と乗り比べ
WCスペックは、
・ヘッド角が0.5°たった71°
・10mm短いチェーンステーで439mm
・フロントはシングルのみ
・チェーンステーの剛性アップ
・ストローク量の変更
サス・タイヤ・ホイールと走行感に大きく影響するパーツが同じ状態で乗り比べ
で、こっちはビックリするくらいにレスポンスが早い!
まずバイクの倒し込みがWCの方が機敏でキレがあり、EPICの方が29er特有の立ち上がろうとする力が強い。
倒し込み始めの軽さとキレは、もしかしたらHTよりもこちらの方が上に感じる
倒し込んだ後の戻りはHTよりも遅め
「29erで言われる倒しこみ」 これは進入で26incより意識的にやる必要があるけど、このbikeはそれ以外はコーナーリングのネガが全く無いって言っていいレベルまで来てると感じます
タイトなターンでは10mmも短いチェーンステーが効いて、ホントにリアはタイヤ2本分くらいインをつく事が出来きる!
リアが長めの他社のHTバイクよりもさらにタイトに攻めれます!!
これはAコースのタイトなST下りでホントに実感しました
ただ、バイクの重心スイートスポットが圧倒的にEPICに比べて狭い
そして、バイクの縦の動きがEPICに比べて早くて大きい ⇒ 突き上げの幅(衝撃ではなく幅)が大きく感じる
フレームのWBの長さ・しなり・反応の遅さなどは、ユルく感じる代わりにライダーの判断の猶予・遅れのカバーと、しなる間でパワーのトルクコントロールと接地の粘りに繋がると思うけど、このbikeはソコをかなり削ってるイメージ
その代わりに得たモノが上記の感触かなと
以前に試乗したHTモデルと同じ印象
だからそのバイクの狭いスイートスポットにハマると、ホントに速くていいbike!!
以前から言ってますが、海外レースでの傾向のロックセクション・短時間周回数増・急な加減速な上での高速化 ←このbikeは当たり前ですが意図的にそっち側(レース)へ振ったもんかなと
ロング大滝みたいなんとか海外で見るようなRの大きいコーナーが続くエンデューロ的なのは、もっとスイートスポットが広いEPICの方がいいかも
でもそのレースコンセプトが旨い事、小さく急な山が多くてさらにタイトなラインとすばやい反応が要る日本のトレイルに合う部分が多くあると思います
ただ、そのスポットにはめて走り続けるパワーはちょっと多めに要りますが・・・
同じコンディションで乗り比べて初めて分かりました、全く別物のBIKEです
そして、同じグレートでWCとEPICの2車種をわざわざ用意した理由もみえてきました
カタログ見てるだけでは解らないですね!!
フロントはシングルのみ
チェーンステーは太くなる
こちらも工具が仕込めるようにゲージ穴が3ヶ所
以前に比べてブレイン用のホースがスマート
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